多弁、戯言、独り言

その時思ったことのアーカイブ

DNA

人柄や容姿で息子は母親に似た人を、娘は父親に似た人を選んだり好んだりするみたいな話があって私は「いやいやそんなことないだろ」とずっと思っていた。

息子目線の贔屓を除いても確かに両親の容姿には恵まれていると思うし人柄もいいと思う。

しかしながら親に似た人を選んだり好んだりするなんてことはないと思っていた。けれど、いざ自分の好みをどんどん掘り下げて考えていくと「両親のような人」というような部分に行きついてしまった。

 

ここで眼から鱗だったのが容姿についてだ。

“容姿のみ”に焦点を当ててとことん好きな顔を突き詰めた時に私は私と同じような目の女性が好きだった。

最近faceappで自身の顔を男性化させたり女性化させる加工が流行っている。流行りにのって自身の顔を試してみた。

するとどうだ、加工されたそこには母親がいた。よく母親似と言われるがまさかここまで似ているとは思ってもいなかった。そして私は自分の顔がまあまあ好きで特に目が好きだ。母と最も似てる部分は目だった。

 

何を言いたいかといえば自分の顔が好きで自分みたいな目をした人がいいという単純で軽率な自分語りではあるが、親に似た人を好きになるというのは存外、間違ってはいないのかもしれない。そんなことを考えてみたのがここ最近の出来事だ。